ベストセラー2LPが新定価で2020年リプレス!
スパニッシュNEW WAVE〜アンビエント〜プログレッシヴ・ミュージックの奇跡、フィニス・アフリカエのミステリアスな足跡を追った世界初コンピレーション。ジョン・ハッセルのファンにも大スイセンです。
フィニス・アフリカエは、ヌエストロ・ペケーニョ・ムンドというバンドで活躍したホワン・アルベルト・アルテシェ・グエルが1980年代初頭に組織したユニットで、固定メンバーを持たず、作品制作を重視したスタジオ・プロジェクトだ。ミステリアスな名前はウンベルト・エーコの小説『薔薇の名前』に登場する秘密の書庫に由来する。(「アフリカエ」はヨーロッパでの「アフリカ」の古称。「フィニス」を付けると最果ての未知の場所といったニュアンスが生まれる。)
本作は1stアルバム『Prima Travesía(First Journey)』(1984) 、2nd『Un día en el parque (A Day in the Park) 』(1985) 、ジョン・ハッセッルそのものの3rd『Amazonía』(1990) を主軸に6枚のアルバムからコンパイル。
フィニス・アフリカエの音楽はアフリカ大陸、現代ヨーロッパ、スペインの土着が混合した「第四世界」であり、その時代感覚を超越したような音を聞けば、現在の音楽フリークやDJ達に再発見されてきた事実も十分頷ける。また数多くの楽器を駆使して極めて繊細に作り込まれた音には、アフリカ音楽とヨーロピアン・トラッドを折衷したような美的感覚と精神性を宿している。
CD版:
+通常ジュエルケース/16Pブックレット封入
+解説:ホワン・アルベルト・アルテシェ・グエル(スペイン語/英語/日本語掲載)
2LP版:
+LP版のみボーナス2曲追加(全18曲)
+見開きジャケット
+解説:ホワン・アルベルト・アルテシェ・グエル(スペイン語/英語/日本語掲載)
- Radio Tarifa (Tarifa Radio) & Luna (Moon)
EM Records/ EM1113DLP /2020
Vinyl : New
Sleeve : New